ターナー症候群のお子さんを育てられた親御さん達からの体験談を掲載しています。子育ての中で「なんでだろう?」と思っていたことが、ターナー症候群のお子さんに共通する特徴かもしれません。先輩お母さんの体験談を聞くと「そうだったのね!」と気が楽になりました。ターナー症候群のお子さんの特徴を理解することで、支える私達も接しやすくなりますし何より本人が過ごしやすくなるでしょう。※一人一人個性は千差万別ですので、当てはまるまらないこともありますのであくまでもご参考にお考え下さい。
(小学生)
1 入学時の身長にかなり差が出る。
2 学習障害を伴う場合は徐々に問題が出てくる。
3 方向音痴気味の子が多い。
4 団体競技(ボールを使う運動)鉄棒、ダンス、平均台、跳び箱などが苦手。スキー、テニスなど
個人競技はそうでもない。
5 音楽、語学、歴史などは得意。図やグラフの理解、方向や空間認識は弱い。
6 高学年になるにつれて、女子とのつきあいが難しくなる。(幼い子が好き)
7 同年齢の女子と比較して精神年齢が低い。(かわいいものが好き。小さい子の遊びをしたがる)
8 手足が短いので服選びが大変。(特にジャージは大変)背が低くても、年齢相当の洋服選びを
するように心がける。
9 行動が遅くても、焦らせない。時間にゆとりをもたせる。忘れ物が多いので前の晩に支度をさせるなどの工夫が必要。ケアレスミスや思い違いが多い。
10 注意する時は短く、明るく、わかりやすく具体的に言う。
11 下顎の発達が悪いので、矯正歯科治療を高学年から始めると良い。(成長ホルモン注射と相乗
効果があり、噛み合わせが良くなる)
12 斜視気味の子も多い。(姿勢が悪い)
13 成長ホルモン投与により、外反母趾になり易い。靴は小まめに合わせる。
14 よくほめる。自信をもたせる。できないこと、嫌いなことを強制せず、得意を伸ばす。
15 部屋はシンプルな色使いを好む。カラフルな部屋は苦手。物も少ない方が管理がし易い。
16 規則正しい生活習慣をつける。